犬が電車に乗るときの決まりってある?値段は?
結論からいうと、決まりがあります。
値段はJRは290円。無料の鉄道会社もありますよ。
愛犬と電車や新幹線に乗ると、行動範囲が広がって楽しい時間を共有できますよね♪
私も愛犬と、電車や新幹線を利用してよくお出かけをしています。
その経験から、これから電車を利用して愛犬とお出かけを検討している飼い主さんに向けて、「愛犬と電車に乗るときのルール」と「車内で快適に過ごすために私がしている工夫」を紹介していきます。
- 犬の乗車ルール(持ち込むケースのサイズと重さ、料金)
- 駅や車内での決まり
- 犬が快適に過ごせるおすすめの方法
- 電車や新幹線に慣らす方法
- 電車や新幹線OKのおすすめキャリー
犬と電車に乗るためのルール(JRの場合)
愛犬とJRの電車や新幹線に乗るためのルールを紹介します。
まず、犬は「手回り品」として乗車するということ。
JRに持ち込めるサイズと重さ
- タテ・ヨコ・高さの合計が120cm以内の動物専用ケースに入れたもの
- ケースと動物を合わせた重さが10kg以内
この2つの基準をクリアしているものが「手回り品」として車内に持ち込めます。(2022年3月現在)
駅(改札内)と車内での決まり
改札内に入ると、犬は全身が入るケースの中に入れておくのがルールです。
愛犬がキュンキュン鳴いても、どんなに寂しがっていても、車内やホームでケースから出すことはできません。
ケースから顔を出すのもダメです。
顔は出してなくても、ケースの蓋を少し開けているのもダメ…
犬の乗車料金(JRの場合)
犬が入ったケース(手回り品)1個・・・290円 *2022年3月現在
駅での手続き方法
犬と一緒に乗車するための、駅での手続き方法を紹介します。
① ケースに入れた犬と一緒に、駅員さんのいる改札へ。
② ケースを見せて、「手回り品切符」(JRは290円)を購入。
③ 購入した切符をケースにつけるか、きちんと保管しておく。
④ 自分の乗車券も購入し、改札を通りましょう。
犬と電車に乗るためのルール(JR以外の場合)
東京都内の私鉄・都営地下鉄、東京メトロは無料のことが多いです。
有料の鉄道会社もあるので、利用する鉄道会社のサイトなどで、サイズ・重量制限と合わせて事前に確認しておきましょう。
東京メトロ、東急電鉄、小田急電鉄、京王電鉄、京成電鉄、京浜急行電鉄、東武鉄道、西武鉄道、相模鉄道
近畿日本鉄道、南海電車、阪急電車、阪神電車
京阪電鉄
東京都営地下鉄
名古屋鉄道
西日本鉄道
(※2022年3月現在)
電車に乗る前にしておいた方がいいこと
愛犬ができるだけストレスなく電車に乗れるように、また、周りの方の迷惑にならないように、私が事前にしてよかったことをまとめました。
事前にケースに慣らしておきましょう
初めてのお出かけなら、慣らすことが本当に大事!
- 普段から部屋にケースを置いておく。
(愛犬をおやつで釣って中に入ると褒める、を繰り返すといいですよ。できたらこの段階で蓋をしても鳴かないようになるのが理想的。) - ケージで短時間のお出かけをして慣らす。
(この時、鳴いても出さないように。鳴いたら出られると勘違いしてしまう子もいます。鳴かないでしばらくケージの中で大人しく過ごしたら、出してめちゃくちゃ褒めてご褒美をあげましょう)
乗車前には散歩とトイレと、ケース内の環境整備をしましょう
- 散歩に行ってトイレを済ませておく。
- ケースの中にお気に入りの「おもちゃ」や「タオル」などを入れてあげる。
- 暑い日は保冷剤を入れたり、寒い日は暖かく過ごせるように工夫をしてあげる。
- 乗車直前の食事は避ける。
愛犬が車内で快適に過ごすための2つの工夫
愛犬ができるだけ車内で快適に過ごせるように、私がしている工夫を紹介します。
愛犬が飼い主を近くに感じられるように
うちの愛犬の場合、電車に慣れていないうちは、ケースと自分を密着させておくと大人しく過ごしてくれていました。
具体的には、ケースを自分の膝の上に置いたり、立って乗るときはキャリーバッグ型なら肩からショルダーベルトをかけていてあげるといいですよ。
慣れてからは、ケースを足元に置いても落ち着いて過ごせるようになりました。
長時間かじられる「おやつ」をあげる
私があげてよかったと思ったおやつは、「ヒマラヤチーズ」です!
めちゃくちゃ硬いので、うちの愛犬はケースの中で長時間夢中でガジガジぺろぺろしています。
(うちの子は1時間かじってもまだまだなくなりませんでした。)
愛犬が少しでも楽しくストレスなく過ごしてくれるといいですよね。
長時間の移動をするときの3つの注意
2~3時間を超えるような長時間の移動になると、ずっとケースに入っている愛犬の息抜きをしてあげたり、体調の面も気を付けてあげたいところです。
- 乗り継ぎがある時は、乗り継ぎ時間を30分ほど取ることも考える。
一度改札を出て、駅の外を散歩させてあげると愛犬もリフレッシュ♪ - 水分補給ができるようなキャリーにする。
- 乗り物酔いしやすい子は、事前に獣医さんに相談して「酔い止め薬」をもらっておく。
何度か長時間移動をしているうちに、愛犬に合うやり方がわかってきますよ。
電車に持ち込めるおすすめのキャリー
電車に持ち込めるおすすめのキャリーケースについてご紹介します。
・ハードケースでなくても骨組みがあり形状が丈夫で、上に物を置いても形が崩れないケースであれば利用可能。
・ペットカートは規定サイズを大幅に超えるため、持ち込むことはできない鉄道会社が多いです。
(フレームとケースを分離できる場合で、手回り品の条件に合っていれば乗車可)
私が使っている「電車持ち込みにも対応しているキャリーケース」はこちら。
駅での移動はキャリーカート、座席ではケースのみ。の使い方ができて便利!
まとめ
愛犬と初めて電車に乗るとき、ちゃんと吠えないでいい子にしていられるか心配ですよね。
なので、いろいろなことを想定して、事前にできる準備はしてあげましょう。
この記事について簡単にまとめました。
- JRでは縦・横・高さの合計120cm以内のケースに入れる。重さは10kg以内まで。
- JRは手回り品切符290円。
- 改札内や車内では、全身が入るケースの中に入れておく。
- 私鉄では持ち込める大きさと重さ、値段はいろいろ。事前にチェックしておきましょう。
- 事前に愛犬をキャリーに慣らしておく。
- 愛犬のトイレは済ませておく。
- ケース内で愛犬が快適に過ごせるよう工夫してあげる。(好きなオモチャやタオルなどを入れる。保冷材や毛布などで温度調整する。)
この記事があなたのお役に少しでも立てたらうれしいです。
あなたと愛犬の電車の旅が、素敵な時間になりますように。
ではまた!
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